人を許す

今日は、旧正月では1月1日になります。

紫微斗数を扱っている人からすると、運気が変わる節目の日でもあります。

今日から新しくスタートします。

これまで、良くないことが起こったらそれは運が悪かったと思うようにしていた。

現実に目を背けてしまっていた。

そこには、恐怖心とでもいいますか、出来ない自分はダメな人間なんだと。

１を聞いて１０を知る。

物事の一端しか聞かなくても全体を理解してしまうほど賢いことの例えなのだが、そうあるべき、そうではないとダメな人間なんだと母親からいわれた。

そのことを今でも残っている。

だが、１を聞いて１０を知るような賢者ではないのだ。なので、よく人の話を聞いて自分が納得するまで聞き、理解することが何よりも大切なんだ。なので人にものを尋ねても全く問題ないという価値観があった方がよほど有益なのだが、毒されている親は、１を聞いて１０を知るような賢者になりなさいっていう子供の心を殺してしまうような言葉で、こういう言葉は死語として消した方が良いように思う。

さて、毒された親をどう許したらいいのでしょう。

生きにくい人生を歩んでいるわけですが・・・。

まずは、毒された親との距離は取り、正常に育った人の感覚を知る。

自分がその人と違和感を感じたら、それを少しずつ受け入れていく。

自分が毒された親との関係を可能な限り断ち切り、あいさつ程度に止めておく。

１年たち、２年たち、３年と親との距離を取りつつ、自分がおかしいなとおもっていることを少しずつ認めていくことができるようになると、自然と親はどうでもいい存在になっていくように思えます。　そこまでいくと、赦しという境地が見えてくるように思う。

つまり、許さなくてもよくて、できるだけ関係を持たないようにすることが自分を大切にすることにつながると思う。

心理カウンセリングを受けたりすると、許せってなりますが、許せないものは許せないのです。なので許すより関係を可能な限り断ち切り自分の人生を歩んでいく方がよほど大切だと思います。

紫微斗数では、あなたと親との関係、貴女と兄弟との関係、上司、部下との関係を見ていくことができ、貴女を苦しめている象意を見定めることができます。